Q & A

訪問マッサージについて

訪問マッサージでどのような効果が期待出来るのですか?

マッサージにより血液や、リンパ液の流れを良くします(循環改善)。また固くなった筋肉や筋緊張を和らげ、それらに伴う痛みも和らげます。さらに関節運動やストレッチなどで関節の可動域の維持・向上により日常生活動作の維持・向上を図ります。

マッサージの時間はどのくらいですか?

何部位マッサージするかにもよりますが、概ね20分前後となります。保険が適用される部位は、躯幹(手足以外の胴体部分)と、左右の腕、左右の脚で最大合計5か所です。その中よりお医者様が必要と判断した部分のマッサージを行う事になります。

どのような方が来るのですか?

あん摩マッサージ指圧師の国家資格をもった施術者がお伺い致します。

どんな人にいいのですか?

病名によらず、筋肉の麻痺や関節拘縮などの症状があり、歩行が困難な方や、歩行は出来るけれど、病院や接骨院等に行く間に転んでしまう可能性が高い方、寝たきりの方で、医師により訪問マッサージの必要性を認められた方が対象になります。
歩行が困難な方や、脳血管障害などで麻痺・拘縮が有る方、寝たきりの方、などに向いています。自力での運動が困難な為、筋力が低下してしまったり、関節が動きづらくなったり、床ずれになってしまったりなりがちで、そのような状態の改善・予防に適しています。
関節拘縮や麻痺の症状がなくても健康保険適応となる場合もございますので、お問い合わせください。

回数制限ありますか。週に何回位受ければいいですか?

回数の制限はありません。ご利用者様の症状や体調に合せて治療回数を決める事が重要となります。他の介護サービスなどと上手く組み合わせて、週に1回~3回の間でご利用になる方が現状最も多くなっております。

どのようなことをするのですか。

①リハビリマッサージにより、疼痛の緩和、筋緊張の緩和、症状の軽減
②機能訓練 (寝返り、起き上がり、端座位保持練習、起立練習、移乗訓練、歩行練習、筋力強化、関節可動域訓練)などを、ご利用者様の身体状態に応じて、御希望なども伺いながら行ないます。1回の施術時間は20分です。
私はこの時間を、ご利用者様の自由に使っていただければと考えております。マッサージによる血行の促進・痛みの緩和、ストレッチや運動による拘縮予防・筋力強化、トイレに一人で行けるようになるための筋力アップなどです。また患者様とご家族様が希望され、体調や状態が良ければ、ご一緒に歩行練習等も行なっております。
マッサージをした後、残りの時間で気分転換に軽い散歩をし、コミュニケーションを図ることで、「よく笑うようになった!」と、言って頂けたこともあります。一緒に畑を見に行くことで、「もう一度畑仕事をしたいから頑張る!!」と、リハビリ意欲が向上された方もいらっしゃいます。

寝たきりの方へはどのような施術をするのですか。

寝たきりになってしまった方は、関節がすでに固くなってしまっている方が非常に多いです。そのまま放置してしまうと、おむつ交換が困難になってしまう等、様々な問題が起きますし、介護者様の負担も増えてしまいます。まず関節をゆっくりと動かし、少しずつ関節を広げていく施術を行ないます。拘縮がこれ以上進まないようにすることが大事だからです。 寝たきりの方は上向きで寝ている時間が長い場合が多いので、横向きで20分程度マッサージするだけでも、血行が改善し、褥瘡予防に効果があります。
下半身は拘縮が進んでいても、上半身は動かせるという方の場合は、上半身の機能を維持・改善出来るよう、筋力アップトレーニングやストレッチを行ないます。上半身の機能が低下すると、自分で食べる事が出来なくなり、介護者様のご負担はさらに増えてしまいます。
何より、自分で食べたいものを食べたほうが、おいしく食べられると思います。

関節拘縮とは何ですか?治りますか?

関節拘縮とは、関節を長い間動かさないことで、関節の動く範囲が狭くなった状態 のことです。関節が動かなくなっても、その状態が短い間であれば、ゆっくり力を加えて関節の動く範囲を広げていくことで、改善することが出来ます。
しかし、長期間動かしていない関節の場合、関節の動きをよくしようとすると痛みを伴い、しかも大きな改善は望めません。重度の拘縮が起こらないよう「予防」が大切となってきます。

筋力がどんどん低下します。治りますか。

20代、30代の方でも、骨折で1か月間ギプス固定をしただけで、筋力は半分以下まで低下します。その上筋力を元に戻すのには、通常、半年~1年かかります。一度筋力が低下すると、元に戻すのが非常に困難で、2~3カ月放置すると、あっという間に筋力は低下し寝たきり状態になることもあります。そうならないように、予防することが必要です。
毎日、ご自身の出来る範囲で体操をして頂き、体調に合わせた回数で機能訓練やトレーニングを行なうことで、筋力が低下するスピードは、グッと緩やかになると思います。

施設に入所しているのですが来て頂けますか?

はい。施設やショートステイ先への訪問も出来ます。介護老人福祉施設・特別養護老人ホームなどへの(入院先の病院)などへは訪問できません。

施設にも訪問出来ますか。健康保険は適応されますか。

○有料老人ホーム、グループホーム、小規模多機能などは、訪問可能です。健康保険も適応されます。
×特別養護老人ホーム、老人保健施設など、常に医師が在中している場合は、医療保険の重複となってしまうため、健康保険が適応されません。但し、特別養護老人ホーム等から、自宅に戻れば医療での訪問が可能です。また、デイサービスに直接の訪問なども、介護保険との重複となってしまうため、健康保険が適応されません。在宅に戻れば訪問可能です。
○健康保険を使用せず、自費での訪問施術は可能です。

どのような時に医療保険適用になるのですか?

病名によらず、筋麻痺・関節の拘縮などがあって、医療上マッサージが必要であると、お医者様が認めて頂けた場合となります。

寝たきりですがマッサージは必要ですか?

同時に心配されるのが筋力の低下です。またいつもと同じ姿勢をとる事により血行障害が低下、関節の拘縮の予防に努めます。

来てもらうのに何か用意するものはありますか?

特にありません。楽な普段着でいていただければ大丈夫です。

ケアマネージャーさんに相談しなくていいのですか?

ケアマネージャーさんは、利用者さんにとっての大事な方ですからできればご相談ください。
しかし、直接こちらにお電話くださっても大丈夫です。その場合は、こちらから担当のケアマネージャーさんに連絡をとります。当院では、多くのケアマネージャーさんと常に交流しており、患者さんの病態に関する報告も定期的に行っております。

同意書について

同意書ってなんですか?

医療上マッサージが必要であると認めたことを証明してもらう為の書類です。この書類がなければ医療保険が適用されません。 マッサージ同意書とは、「マッサージが身体的に、医療上必要である。」と、医師に同意して頂くための厚生省発行の書類です。同意して頂く事により、健康保険の適用になります。早ければ当日、大きな病院では、発行に2週間ほどかかることがあります。まずは、ご自身のかかりつけの医師にご相談下さい。

同意書は誰にお願いするのですか?

主治医のお医者様にお願いする事になります。用紙は弊社で準備致します。

同意書の依頼はやってもらえますか?

基本的には、本人又は家族の方にお願いして頂く事になります。どうしても行けない場合などは、こちらより用紙を郵送するかお持ちするなどの方法もあります。郵送受付不可や、本人か家族以外は受付して頂けない場合など、病院やお医者様によって異なりますのでご相談ください。

同意書は初めに取るだけでいいのですか?

お身体の状態とお医者様の判断によります。麻痺や拘縮のある方の場合、有効期限が1カ月となるので、毎月必要となります。そうでない方は期限は有りませんが、3ヵ月に一度はお医者様に継続して確認でよい事になっております。弊社では最低1年に1度は同意書を取って頂いております。

初回のマッサージの時には何が必要ですか。

同意書が出来て、初回マッサージの日時設定をいたしましたら、「保険証のコピー」をご用意下さい。また、障害者認定を受けていらっしゃる方は、「障害者手帳の写真のページ」と、「心身障害者医療費受給者証のコピー」も合わせてご用意ください。 ちなみに、無料おためしマッサージの際には、何もご用意頂くものはありません。当院のマッサージを、しっかりとご確認ください。

同意書はいくらかかりますか?

同意書の発行費用も保険が適用されます。自己負担率によりますが100円から300円となります。
同意書も保険の適応になります。保険の負担額に応じて100円~300円になります。同意書をご記入いただいた病院にお支払い下さい。
同意書を発行いただく病院・クリニックにお支払いいただきます。 同意書の有効期限は、約3カ月です。(同意日により、2.5ヶ月~3.5カ月の有効期限になります。)

通院が困難なので代わりに、病院まで同意書を取りに行けますか?

はい。大丈夫です。当院のご利用者様は、ご自分での通院が困難な方です。
診察した日に同意書が発行して頂けない場合や、往診の医師が月に一度しか来ない場合、ご家族様が仕事で家にあまりいない場合、車を運転出来る方が家にいない場合、など、何度も病院まで往復するのは、大変な事と思います。
当院では、そういった皆様の為に同意書を代行して病院まで取りに行っております。ただし、1か月以上受診していない場合は、代行出来ない事もございます。また、病院によっては同意書を渡せるのが御本人様か、ご家族様のみという場合もございます。そういった場合にも、代行する事が出来ませんのでご了承ください。
施術中で、お電話に出られない場合がございます。大変申し訳ありませんが、留守電に「お名前」「電話番号」「ご用件」をお残し下さい。後ほど、こちらからおかけ直し致します。

料金について

1回いくらくらいですか?

健康保険が適用になりますので、ご利用者様がお持ちの健康保険の定める自己負担割合や、マッサージを何部位するかなどによって変わってきます。自己負担が1割の方で、1回あたり概ね300円~560円前後になります。

出張費はいくらですか。

別途料金はかかりません。1割負担の方の場合1回300円~560円前後です。週1回(月4回)ご利用の場合、1カ月あたり1200円~2400円程度になります。

訪問して頂くので、出張料が別途かかるのですか?

いいえ。往療料も含めた料金となりますので別途出張費などはかかりません。

介護保険でサービスを受けてます。保険マッサージが受けられますか?

はい、大丈夫です。当サービスは医療保険を使いますので介護保険の枠を気にせずに針灸・マッサージの保険治療が受けられます。

施術代金の支払いはどうしたら良いの?

月末もしくは、月初に1ヶ月間の施術代金を集金させて頂いております。

週に何回位受けるのがいいの?

ただ相性の問題もあると思いますのでまずは一度お試し無料体験を受けてみて下さい

現在、障害者受給者証を持っていますが助成の対象となりますか?

はい。他の医療機関を利用した時同様、自己負担分が助成されますので、ご利用者様の自己負担はなくなります。助成の方法は各市町村により異なります。領収書などを各市町村に提出、申請して還付を受ける場合が多いです。詳しくはお住まいの各市町村にご確認下さい。

介護保険でサービスを受けてます。保険マッサージが受けられますか?

はい、大丈夫です。当サービスは医療保険を使いますので介護保険の枠を気にせずに針灸・マッサージの保険治療が受けられます

来た際に他の家族も施術してもらえるの?

ご家族の方も介護疲れで腰や肩が痛い場合などで医師からの同意書がある場合は保険治療(1割負担の場合でも同料金)が可能となります。詳しくはお尋ね下さい。
在宅医療訪問パートナーは、地域の皆さまの一担当者として、病院や介護関係者様と連携を取ることを心がけております。ご利用者様が自立して、その人らしく生活する為に、また、ご家族様が少しでも介護しやすくなるように、お役に立ちたいと願っています。

施設担当者様・ケアマネージャー様

保険請求は誰が行うのですか?

在宅マッサージの保険請求は全て当院で行ないます。ご紹介を頂いた、施設様、ケアマネージャー様には、一切お手数をおかけいたしません。

通院が困難なので代わりに、病院まで同意書を取りに行けますか?

はい。大丈夫です。当院のご利用者様は、ご自分での通院が困難な方です。 診察した日に同意書が発行して頂けない場合や、往診の医師が月に一度しか来ない場合、ご家族様が仕事で家にあまりいない場合、車を運転出来る方が家にいない場合、など、何度も病院まで往復するのは、大変な事と思います。 当院では、そういった皆様の為に同意書を代行して病院まで取りに行っております。ただし、1か月以上受診していない場合は、代行出来ない事もございます。また、病院によっては同意書を渡せるのが御本人様か、ご家族様のみという場合もございます。そういった場合にも、代行する事が出来ませんのでご了承ください。施術中で、お電話に出られない場合がございます。大変申し訳ありませんが、留守電に「お名前」「電話番号」「ご用件」をお残し下さい。後ほど、こちらからおかけ直し致します。

訪問して頂くので、出張料が別途かかるのですか?

いいえ。往療料も含めた料金となりますので別途出張費などはかかりません。

介護保険でサービスを受けてます。保険マッサージが受けられますか?

はい、大丈夫です。当サービスは医療保険を使いますので介護保険の枠を気にせずに針灸・マッサージの保険治療が受けられます。

施術代金の支払いはどうしたら良いの?

月末もしくは、月初に1ヶ月間の施術代金を集金させて頂いております。

マッサージ中の事故については?

提携施術者自身で、賠償保険に加入しております。
マッサージ中の怪我や事故に関する責任は、全て、私共の責任として対応させて頂きます。ご紹介をいただいた、施設様、ケアマネージャー様には、一切ご迷惑をおかけいたしません。